マインドフルネスの効果 心の断捨離
今、マインドフルネスが人気を集めています。
マインドフルネスとは、雑念を払って「今」に集中すること。
社会の多様化とグローバル化によって、さまざまなものが複雑になり、それにともなって情報が猛スピードであふれている現在、マインドフルネスに注目が集まるのには、それが溢れ過ぎたものへの中和の役割を果たす、いわば心の消しゴムのようなものだから。
マインドフルネスは、現代人が求める癒しなのでしょう。
身の周りに必要以上に溢れている物や情報、
薄い繋がりを永遠と拡げていくSNS、
時代の流れの強烈なスピードアップ、
そんな急流の中で自分を見失いそうになった時、
自分を取り戻したい
地に足のついた1日を過ごしたい
と思うのは、自然の流れ。
そんな流れの中からマインドフルネスブームは起ころうとしています。
マインドフルネスのやり方は、「雑念を払って今に集中すること」。
と言葉で言えば簡単なようですが、いざやってみるとなかなか難しいことがわかります。
いまこの瞬間やっている事に、雑念を差し挟まず、ボーっとしながらやるのでもなく、何の評価も批評もせず、「ただただ集中して行う」状態のことを言います。
多くの情報と移り変わりの激しい現代に身を置く私たちには、無心で行うことが大変難しくなっています。
そのため、無心の境地を得る方法として、瞑想や坐禅、ヨガなどに注目する人も増えています。
ところが、ご承知のように現代人は慌ただしく過ごすのが当たり前になっています。そこにいきなり瞑想や坐禅を取り入れてみたところで、体得するのは難しいのが現状です。
そこで私はマインドフルネスの一環として、編み物をお勧めしています。瞑想・坐禅・ヨガどれも大変良いものではありますが、編み物にはマインドフルネス状態に入りやすい要素があります。また他にもさまざまな効果を得ることができます。
編み物の効用の詳細はまた後日記事を書き起こすとして、ここではマインドフルネスの効果について少し触れておこうと思います。
マインドフルネスの効果
マインドフルネスを取り入れることの効果は、
★ストレスの軽減とストレスを感じにくくする効果
★心配性の緩和や不安感を減らす効果
★作業効率のアップと達成感の実感効果
などが挙げられます。
無心で行動することで、心だけでなく身体的な健康にも寄与することから、マインドフルネスは心身両面に効果があり、私はマインドフルネスを「心の断捨離」と呼んでいます。
断捨離は部屋にある余分な物を処分することでスッキリポジティブになり生産性も上がるという効果がありますが、マインドフルネスは部屋を心に置き換えたようなもの。「今ここ」に集中することで心の中の余分な物を処分することに繋がることから、ぴったりのネーミングではないかと思っています。
今現在、悩み事や心配事で凹みがちという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
思考の囚われを一旦横に置いて無心に動いてみることで、思わぬ所から解決の糸口が見つかるかも知れません。