【肌荒れ】症状別4つのクリーム成分の選び方

つらい肌荒れ。

肌荒れは、特に乾燥する冬の季節に起こりやすくなります。肌荒れを放置して進行させてしまうと、かゆみや痛みの原因になり、ひいては湿しんやあかぎれで悩むことに。そんな放っておけない肌荒れを自分で簡単にケアする方法を紹介します。

 

1.肌荒れってどんなふうに進行するの?

肌荒れは、次のような段階をたどって進んでいきます。深刻な状態になる前にできるだけ早い段階でケアすることが望ましいです。

1.食器洗い入浴おで皮脂が剥がれ落ちる

2.肌のバリア機能が回復しないまま、食器洗いなどを繰り返してしまう

3.かゆみや痛みなど、肌荒れによる症状が出てくる

「皮脂欠乏症(皮膚のかさつき)」、「皮脂欠乏性湿疹(かゆみ)」、「進行性指掌角皮症(手荒れ)」などになります。

2.早めのケアが大切です

一年のなかでも気温と湿度が低い冬は、寒さと乾燥で肌にさまざまなトラブルが起きたり、悪化しやすい季節といえます。肌の乾燥を放置しておくと、どんどん悪化してしまうこともあります。痛みに顔をゆがめるようなことになる前に、早めにケアすることが大切です。

●肌のうるおいが失われやすい冬はトラブルが起きやすい

肌の表面には、もともと潤いを保つために、角質層の表面をおおう「皮脂膜」、角質細胞の間を埋める「角質細胞間皮質」、角質層で水分を保つ「天然保湿因子」の3つの力があります。これら天然のバリアが、肌を乾燥から守ってくれています。

冬以外の季節であれば、水仕事や入浴で一時的に皮脂膜が剥がれ落ちても、皮脂はすぐに分泌され、肌のバリア機能は再生します。しかし、冬は皮脂の分泌が少なく、肌のバリア機能が再生するまでに時間がかかります。そのため何も対策をしないままだと、バリア機能が回復する前に水仕事をすることになり、肌の乾燥が進んでしまいます。

さらに、空気の乾燥や身体の冷えが加わり、冬は肌のうるおいが失われやすく、肌にさまざまなトラブルが起こりやすい環境のなかで生活しています。冬の肌トラブル症状が軽いに適切なセルフケアを行うことで、進行を抑えたり、治すことも可能ですので、早めのケアが大切です。

3.クリーム剤には大きく分けて4つ!症状に合った成分を選びましょう

クリーム剤には、大きく分けて「保湿系クリーム」、「ビタミン系クリーム」、「かゆみ止め系クリーム」、「尿素系クリーム」の4つがあります。肌の状態に合わせて4つを適切に使い分けることが大切です。

次にその4つのクリームのおもな成分と特徴、それぞれがどんな症状に適するのかを見ていきましょう。

4.保湿系クリーム

保湿系クリームのおもな成分は、「セラミド」や「ヒアルロン酸」などです。特徴は、肌を乾燥から守ることを基本としているクリームで、全身に広く使えます。

保湿系クリームは、「軽度の乾燥」や「肌のかさつき」に効果的です。

5.ビタミン系クリーム

ビタミン系クリームのおもな成分は、「ビタミンE」や「ビタミンB2」、「ビタミンB6」などです。このクリームの特徴は、血行改善や肌の新陳代謝を高めるため、冷え対策になります。

ビタミン系クリームは、「ささくれ」や「あかぎれ」、「しもやけ」に効果的です。

6.かゆみ止め系クリーム

かゆみ止め系クリームのおもな成分は、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」などです。特徴は、かゆみが強いときに効果を発揮するというものです。ただしかゆみが改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。

7.尿素系クリーム

尿素系クリームはその名のとおり「尿素」がおもな成分のクリームです。角質を融解して柔らかくするのが特徴です。ただし傷がある部分は避けましょう。

尿素系クリームは、ひじやひざ、かかとなどの分厚くなった角質を柔らかくする効果があります。

 

以上の4つが、目的別・症状別クリームのおもな成分と特徴です。市販されているクリームには、この成分のほかに複数の成分を配合したものが数多くなります。肌に異常が現れたときにはすぐに使用を中止しましょう。

8.肌をいたわるポイント

肌に負担をかける生活習慣を続けていると、せっかくケアをして治っても再発しやすくなります。ケアと生活習慣の改善を同時に行うことで、再発リスクを減らしましょう。ただし、間違ったセルフケアなどでかえって悪化させるケースもありますので、症状が改善しないときは皮膚科を受診しましょう。

 

まとめ
●軽度の乾燥、かさつきには、セラミドやヒアルロン酸を配合した保湿系クリーム
●ささくれやあかぎれ、しもやけには、ビタミンEやビタミンB2・B6を配合したビタミン系クリーム
●手足の荒れや感想かゆみには、ジフェンヒドラミン塩酸塩を配合したかゆみ止め系クリーム
●ひじやひざ、かかとの分厚い角質には、尿素系クリーム
症状に合わせて適切に使い分けましょう。
 

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